きつね植物雑貨店は、昔話や童話によく登場する
少しひねくれたきつねがモチーフになっています。

誰かをだましたり悪さをしたり、嫌われ者だったり孤独だったり
そして最後には懲らしめられて、めでたしめでたしと絵本を閉じる。

でももし、めでたしめでたしのその先に続きがあったとしたら。
もしそのきつねがある日、何を思ったか丘の上に小さな雑貨店を開いたとしたら。

やっぱりきっと、お客は誰も来ないんだろうなと思います。

けれど、誰も来ないだろうけど、そのお店には何かわくわくするような
キラキラしたものが置いてあるような気がして、そんなお店を作りました。

植物と仲良くなれるような、素朴だけどキラキラした物づくりを目指しています。
きつねがどんなものを集めてくるのか、毎日想像しています。